混沌音楽偏向 -6ページ目

東京スカパラダイスオーケストラ/WILD PEACE

tspo 東京スカパラダイスオーケストラ/WILD PEACE


スカパラの新譜です。『新歌モノ3部作』も入ってるから、結構売れるんでしょうか?


前半はRUDE BONES? Oi-SKALL MATES?はたまた昔のスカパラみたいな歌謡スカな曲とかfeat.甲本ヒロトの曲とかでガンガン攻めたてて、気持ちイイ感じです。やっぱキラーチューンが元々ある、ってトコからアルバム作るってシチュエーションは強いナァと。間に入ってくるユルい曲もイイ曲だけど、このアルバムはやっぱりイケイケの雰囲気です。


そして〆は『ゴッドファーザーのテーマ』!!!これはルパン、スキャラバンに匹敵する殺傷能力です。暴れやすそうなスピードも◎。ヤバイです。



DJ Yoshizawa dynamite.jp/LATIN EXERCISE

llllatin DJ Yoshizawa dynamite.jp/LATIN EXERCISE


DJ吉沢ダイナマイトJPによる最新ミックスCD。「LATIN」をキーワードにした、エクササイズ仕様(風)のCDです。激オススメで、ユニオンとかでも買えるので入れときます。


最初の2枚組CDRはモロLATINって感じでしたが、今回はSAMBAなんかも織り交ぜて、より極楽指数の高い出来になっています。和モノ(和プレミディなんて呼ばれてました)サンバなんかも大幅に増量されてるし、カバーモノもあるので楽しく聞けます!


※ちなみにこの人、バンド、シアターブルックの元メンバーです。



Sunaga t experience/A letter from allnighters

aletter Sunaga t experience/A letter from allnighters


尊敬するレコード番長、須永辰緒の最新作です。


最近のコンピ仕事、『夜ジャズ』シリーズの流れを汲むガッツリなジャズがメインの盤になっています。出だしからの「ジャズは夜、夜はジャズなのだ…」というイントロのナレーションに続く2曲目「In Case of Emergency」のイントロでノックダウンです。


ヨーロピアンなジャズが前半を飾りますが、途中からはお馴染みというか、お待ちかねというかのクラブジャズ・モードも織り交ぜてくれたりと、結構サービス万点な感じもします。というか流れがミックステープ的というか、DJプレイ的というか。スムーズな流れでいろんな顔を見せるのは流石ッス。んで〆は名曲「Cuba Libre」の熱いジャズからムーディなジャズで終わりと。(ボーナストラックは置いといて)お腹いっぱいです。


クラブジャズDJのニコラ・コンテが正統派ジャズでブルーノートまで進んでしまった悪夢?が少しよぎりましたが、そこまでは行ってないです。むしろ加減が素晴らしい!待ってて良かった~。



MOOMIN/Adapt

mooooomin MOOMIN/Adapt


レゲエ・シンガーによる最新作は、デビュー10周年のカバーアルバムです。


ここ何作かは全く興味もなく買ってませんでしたが、ビデオで観た『リバーサイドホテル』(井上陽水)が良くって、久々に入手してしまいました。あと10年前って大学時代だぁ、とかその頃の名曲「MOONLIGHT DANCEHALL」とかを思い入れたっぷりに振り返ってしまったのも原因かも。


レゲエってカバーしやすいフォーマットみたいで、しょっちゅう国内外問わず色々出てますが、これはネタ選びがツボというか。前述のリバーサイドホテルの他にも「春夏秋冬」(泉谷しげる)、「サヨナラ」(GAO)なんかが入ってます。そして「夏をあきらめて」(研なおこ)はアレンジがsaigenjiということもあり、ジャマイカからブラジルへ飛んで行ってて最高ですな。久々にMOOMIN見直しました。



V.A/Italian Bar Style

italian V.A/Italian Bar Style


クラブジャズや映画音楽、ブラジリアンなど、ラウンジィな音楽集。結構オサレで大人し目な雰囲気がじめじめした季節にもってこい?です。BLACK MIGHTY ORCHESTRAやらBALANCOなど、IRMAやSCHEMAなんかのイタリアのジャズレーベルものが入ってるからこの名前なのかな。


構成は半分がテラス、もう半分がバーの両サイドって曲順になってるみたいですが、まぁ夜も昼も区別しないで(というか違いが判らん!)気持ち良い音楽が並んでます。※コレも地元のBOOK OFFの激安エサ箱より掘り起こしましたブツです。



V.A/JAPAN LOVE REGGAE MUSIC Vol.1

rootsstudio V.A/JAPAN LOVE REGGAE MUSIC Vol.1


前述のPAPA U-Gee&ZION HIGH PLAYAZの過去の盤(オムニバス)です。96年。BOOK OFF激安エサ箱で漁って入手しました。


レーベルがZION HIGH RECORDSとなってて、現在の『ZION HIGH』(ザヤナイ)とは厳密には違うみたいですが、パパ・ユージとかMOUNTAIN HIGH(現ZION HIGH PLAYAZ)なんかが入ってます。今でも十分にカッコいいルーツ・レゲエや温かみのあるラヴァーズ風なイイ曲も随所に出てきたりと、とりあえずは得したなと。


まぁ、最近のダンスホール・レゲエなんかとは趣が全く違うノリで、結構生音感覚なので聴ける曲も多いです。”BABYLON”とか”ラスタ”といった、いわゆる『REGGAE』の根源的な思想部分もチョコチョコ出てくるので、個人的には最近のレゲエでアガっちゃってる人はもコッチ聴いたほうが良いんじゃないかなと。そんなことも思ったり思わなかったり…。



LITE/filmlets @西











某写真家(名前忘れた)が聞き惚れたという日本の4人組インストバンドのデビューアルバムです。
ジャキジャキしたギター(メンバーそれぞれハードコアを通過してるらしい)+変拍子+ブレイクが心地よいです。
て書くと、アンビエントな感じだけども、メリハリがはっきりしてて、キャッチーです。
ドラムの手数多いし、ツインギターの絡みもかっこいい!
それぞれのパートで、各々が気持ちよさそうに演奏してる感じが好感度たかいっす。
て、インタビューとか読むと、ジャムって作ってるみたいで。

MIGHTY MASSA/STEP FORWARD

massa MIGHTY MASSA/STEP FORWARD


日本スカのオリジネイター、SKA FLAMESのキーボディストによるソロ作。


音色がキーボードなのでショボいんだけど、クセになるメロディがフッと出てくるから聴いちゃう感じです。キーボード・サウンドであることをも忘れさせてくれるくらいREGGAE/SKA/DUBの具合が最高です。



V.A/ENTER THE BEAST FEAST

enter V.A/ENTER THE BEAST FEAST


2002年開催のBeast Feastの国内バンド予選的な意味合いの2枚組みコンピですね。激しいのが聴きたくなったのと、吉祥寺ユニオンで500円ということもあり購入しました。当時の激しい国産の音が全て封入されてるくらいのボリュームなのでサンプラーとしてイマ聴ける感じです。


いきなりAT ONE STROKE、BASSAIUMという、デスメタリックというよりデスメタルの音を聴かされます。もうこの頃ってハードコアもメタルもデスメタルも関係ない位のミクチュアが進んでたのね。ていうか大部分が咆哮してるのに驚かされた。しかも進化が進んでメロデス界が見える位にまで行っちゃってる人らもいるし。※というかはなっからそういう音で確立してるんだとは思うけど。


自分の加齢を痛感した~。でもカッコいいなぁ。



Lotus / The Strength Of Week Ties @西









Lotus / The Strength Of Week Ties



「ライブトロニカの真のトップランナー!」てな惹句ですが
Sound Tribe Sector9あたりに比べるとFusion寄りなスタジオ2作目(?)
ギターの人はパットメセニーのフォロワーのようで、
テクニックよりセンス重視の滑らかなギタープレイを聴かせてくれます。

前作では人力エレクトロな楽曲で、傑作1stライブ盤に比べて地味な印象でしたが
今回は楽曲を練ってるようで、これまでのベードラ4つ打ちありつつ、80sダンスな匂いがしたり、
IRON MAIDENばり(Hallowed Be Thy Nameから荘厳さを抜いた感じ?)のメタルな匂いもありで笑えます。
もとい、テンションあがります。
※これでスタジオ作は地味説を打ち消せるんじゃないでしょうか。

つかライブが観たい!!(5/末のチケット取れなかった。。)

オフィシャル で試聴できます。