混沌音楽偏向 -5ページ目

Conexao Do Morro/Viver no Gueto,Vichiii...

conexao Conexao Do Morro/Viver no Gueto,Vichiii...


最近はまりつつあるブラジルの本気雑貨ショップ(ブラジル人が店番をし、客も在日ブラジリアンな感じ)での漁りにてゲットしたブツ。バーゲン箱のため、2002年作っぽいですが、ブラジル産ヒップホップです。


トラックは結構チープで、遅めなビート、不穏なシンセ音とかは何となく名古屋系のギャングスタ・モノをイメージさせます。そして肝心の言葉がポルトガル語なためヤバさが倍増してます。貧困層もかなり多そうな南米から発せられる怖さが妙にクセになります。でも結構マシに聴けるかも。



DJ CUT LEMONN a.k.a YASUO/ICE LEMONN TEA

cut lemonn DJ CUT LEMONN/ICE LEMONN TEA


日本のDJによる夏向けミックスCDです。ジャケは??ですが、かなりオススメできるブツです。


スタン・ゲッツなんかJAZZから始まってますが、そこからはJAZZやらBOSSAなんかを咀嚼したHIP-HOPがどっさり入ってます。THE PHARCYDE、DJ CAM、GANG STARR、camp lo、Nine Yards、J-LIVEなんかがあったり、ジャクソン5「I WANT YOU BACK」のミックスものなんかも入ってます。


涼しげな夏にするにはもってこいのCDですね。僕はDMRで入手しましたが、JET-SETなんかでまだ手に入ると思います。ハードコアなHIP-HOPPERにはオススメできませんが、何でも聴ける人なら車の中に入れといて損は無いと思います。安いし。




NEREU MOCOTO E SWING/SAMBA POWER

ojisan NEREU MOCOTO E SWING/SAMBA POWER


パンデイロをはしゃいで叩くこのおじさんのアルバムです。トリオ・モコトーのメンバーのソロ作です。お店でサンバ・ロックとして扱われていたので気になり購入。


音は少人数のバンド形態で演ってる緩めサンバ、といったところでしょうか?今のジョルジ・ベン(ライブ盤くらいしか知りませんが)みたいなサンバ・ロック調の曲がイイ感じです。他も夏にもってこいの涼しげ、でもサンバロック的ないい意味の暑苦しさもあるので、個人的にこの夏重宝しそうな名盤ですね。



YOUR SONG IS GOOD/FEVER

ysig2 YOUR SONG IS GOOD/FEVER


ごった煮楽園系インスト・バンド「ユアソング・イズ・グッド」のメジャー1枚目のミニアルバム。今回もブラジル、ラテン、ジャズ、ロックなんかの要素を盛り込んでつんのめり気味に演ってます。


前作が印象的過ぎた為、それほどのインパクトはありませんが、それでも充分アピールできる音だと思います。名曲「SUPER SOUL MEETIN’」が入ったり、唄モノも入ったりと、サービス精神は相変わらず。非常に夏向けの快楽指数高めの作品だと思います。



THE AXEL BOYS QUARTET/DUB-I-DUB

axelll THE AXEL BOYS QUARTET/DUB-I-DUB


外タレ一発屋の、ME&MYの「ドゥビ・ドゥビ」をボッサ風味にカヴァー(96年作)。というのでつい中古屋で…。


イタリアのオシャレ・エロ映画のサントラ?みたいな位、ラウンジィに男女コーラスで「ドゥビ・ドゥビ」唄ってます。そして原曲の面影があまり感じられず、完全に自分らのものにしちゃってます…。もっと飛び道具なので分かりやすくやって欲しかったな、というのが感想かな。


聞きようによっては普通のハモンド?ジャズにも成り下がります。でもまぁまぁ。



V.A/havaianas -para o mundo-

havvvvaianaaas V.A/havaianas -para o mundo-


今回で3作目となるブラジル産ビーサンブランドの名前を冠したコンピです。


前作までは本国のレーベルモノなんかをチョイスしてましたが、今回は英国のFAR OUTレーベルのものをチョイスしてます。英国?とはいえ、FAR OUTは、良質なブラジルモノをリリースする、しかも本国で忘れ去られつつある大物の新作を出して再び火をつけたりするトコ。なのでメンツもマルコス・ヴァーリやらジョイス、アジムスなんかが堂々と入ってます。ネームバリューから言えば、今回が一番有名どころが入ってるはず。


レーベルカラーにそぐわず、ブラジリアンハウスとか、クラブジャズ寄りの音楽が満載なので、灼熱のブラジル、というよりはセレクトショップでかかってるブラジル音楽、みたいな涼しげな感じがあります。今までで一番素直に聞きやすいアルバムかもしれません。



Sikth / Death of a Dead Day @西

Sikth

英国出身のツインVo+ツインギター擁する6人組バンドの2枚目。

いや、いいですなこれ。

某レコード店で、カオティック、変態メタルなんてポップがついてましたが、ツボのど真ん中です。ツインVoの編成が、スラッシュ系(?)Vo+歌う系Voなんですが、メインは前者の方で、声質がDestructionぽいのが、まずツボ1。マッチョすぎず、適度な音圧のサウンドがツボ2。そして、テクニカルというよりメカニカルなギターフレーズがツボ3。上手いですな~ギター。

楽曲は、テンポが速いのだけども、疾走してる感じはなく、変拍子ありってことで、ドリームシアターからプログレ臭を抜いた感じでどうでしょう。

※欲を云えば、というか俺趣味的には、歌いあげパートがやや凡庸なんで、もっとグレゴリアンな感じだと、なお良しですな。

期待しないで試聴しただけに、衝撃デカかったっす。

これは1stも買わないとだな。

INO hidefumi / Satisfaction @西

INO

ヨーロッパでも人気急上昇中(BBCでもヘビーローテだとか)のピアニスト?キーボーディスト(?)の1stフルアルバム。

ミッドテンポのトラックをバックに、フェンダーローズ(1曲だけ生ピアノ)で、AORなメロをかなでてます。いい感じです。「マイコー/Billy Jean」とか、「グローバーワシントンJr/Just The Two Of Us」、「ブランニューヘビーズ/Midnight at the Oasis」なんかのカバーの選曲からして、アダルト!音数もシンプルなんで、ライト&メロウに行きがちなのだけども、ヒップホップ的リズム+動きまくるベースラインが引き戻してて、べたつかない甘さになってるってな感じです。

週末のゆったりした時間に聴きたいですな。

FRISCO/RIDDIM BANDITS

frissssco FRISCO/RIDDIM BANDITS


スカ/ロックステディなバンド『FRISCO』のワンウェイ(トラックをそのまま使って上にVOを乗せる)盤。名アルバム「MELODY LINE」の2曲をバックトラックに、G.RINA、PACINOS、RANKIN TAXIなんかがラップや美声、トースティングで乗っかってます。


元々メロウで穏やかなレゲエ・チューンに乗るので、メロがある歌モノなんかはかなりオススメです。でもやっぱりPACINOSによるトラックが最高です。カッコいい!



kaoru inoue/slow motion

slowww kaoru inoue/slow motion


chari chari名義での活動も有名な井上薫によるアンビエント・アルバム。


ヨガ用BGMとしての売られ方をしてます。chari chariでお馴染みの?ビートはまるでありませんのであしからず。本当に誘眠作用抜群の癒し音満載アルバムです。


というか曲として成立してるのかさえも良くわかりませんが、こういったCDを持っていないので、バックに流す的な使い方ではカナリ重宝しそうです。僕はヨガはやりませんが。